「モンゴル 草原のこえ」④
第4回目レッスンは、スケジュールの都合上、第3回目レッスンとの間に1回お休みを挟んでいます。
2週間ぶりのレッスンなので、今まで習った唄の細かい節回しを忘れてしまいそうです。
今回は過去3回のレッスンで唄った「白鳥」、「ふるさとの姿」、「四歳の赤毛の馬」をよりモンゴル民謡風に唄えるよう(つまりモンゴル民謡のテクニックをとりいれて唄えるよう)練習しました。
3曲とも楽譜通りには唄えるので、モンゴル語の歌詞のよりきれいな発音と装飾音の発声(これぞ「モンゴル 草原のこえ」の最難関!かもしれません…)にポイントを絞り、レッスンは進みます。
むずかしい唄→簡単な唄→むずかしい唄の順で練習した方がよいとのホトランガ先生の判断で、まず「四歳の赤毛の馬」を練習することに。
始めに先生がお手本で唄い、歌詞の発音、歌詞の意味について細かくレクチャーしてくださいました。旋律と歌詞の発声がうまくかみ合うように、曲を細かく区切ってゆっくり丁寧に練習していきます。
それから…さあ、今日のレッスンの目玉!ノゴラの練習です。
ノゴラは唄をより美しく、印象的にするための装飾音です。ノゴラを効果的に唄に取り入れることはモンゴル民謡において重要なテクニックの1つといえます。
「四歳の赤毛の馬」の場合、1フレーズの終わりの部分や、ゆったり伸ばして唄う部分にノゴラを入れて唄ったのですが、そうすることで曲に豊かな広がりが生れました。
ノゴラをマスターする近道は残念ながらないそうですが(ホトランガ先生自身も練習や研究を重ねて習得されたとのこと)、ただ、「イエイエイエイエイエ~♪」とか「アウアウアウアウアウ~♪」といった音を発声するような気持ちで、声を震わせようとすると、ノゴラの発声に少し近づくことが出来るようです。
ホトランガ先生には、
①のどの声帯を震わせるノゴラと
②上顎の蝶番部分を震わせるノゴラ
③下顎を震わせるノゴラ
の3つを教えていただきましたが、この中で比較的やりやすそうなものは、③…でしょうか。
ホトランガ先生のように声量あるノゴラがいきなり出るわけではないので、下顎を震わせる顔マネをするのに、若干抵抗を感じましたが、顎を動かすとわずかながらも声がそれらしく震えを帯びます。
ところで、この顔の動きどこかで見た覚えがあるような…そうだ!オペラ歌手です!!オペラ歌手もビブラートを効かせて声を響かせる時、下顎を震わせています。

ノゴラを発声するのは簡単ではありませんが、少しでもそれらしく声が震えるとなんだかうれしくなってしまいました。
第4回目のレッスンということで折り返し地点を過ぎ、レッスンも残り僅かとなりましたが、いよいよレッスンが白熱してまいりました。何かを習う時は必ず山場がありますが、それを超えると楽しめるもの。次回はもう少しノゴラが出来るようになればいいなと思います。



