船場アートカフェ
about schedule access archives blog

カレンダー

2012年06月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

シリーズ

投稿者

橋爪紳也
(都市文化論)
中川 眞
(音楽学、ガムラングループ「マルガ・サリ」主宰)
福島祥行
(劇場論、劇団「浪花グランドロマン」代表)
森 洋久
(GLOBALBASE プロジェクトリーダー)
海老根剛
(映像論)
山口悦子
(小児医学、グループ・ダイナミックス)
増田 聡
(ポピュラー音楽研究)
杉浦幹男
(文化産業論)
本間直樹
(臨床哲学、CSCD)
花村周寛
(ランドスケープ、CSCD)
諏訪晃一
(都市コミュニティ論)
芝田江梨
(表現文化学博士課程)
石川優
(表現文化学博士課程)
カミス
(ダンス)
高岡伸一
(建築家)
檜垣平太
(neutral)

月別アーカイブ

最近のエントリー

« 2008年01月 | メイン | 2008年05月 »

2008年02月のアーカイブ

「モンゴル 草原のこえ」④

第4回目レッスンは、スケジュールの都合上、第3回目レッスンとの間に1回お休みを挟んでいます。
2週間ぶりのレッスンなので、今まで習った唄の細かい節回しを忘れてしまいそうです。
 
今回は過去3回のレッスンで唄った「白鳥」、「ふるさとの姿」、「四歳の赤毛の馬」をよりモンゴル民謡風に唄えるよう(つまりモンゴル民謡のテクニックをとりいれて唄えるよう)練習しました。

3曲とも楽譜通りには唄えるので、モンゴル語の歌詞のよりきれいな発音と装飾音の発声(これぞ「モンゴル 草原のこえ」の最難関!かもしれません…)にポイントを絞り、レッスンは進みます。

むずかしい唄→簡単な唄→むずかしい唄の順で練習した方がよいとのホトランガ先生の判断で、まず「四歳の赤毛の馬」を練習することに。

始めに先生がお手本で唄い、歌詞の発音、歌詞の意味について細かくレクチャーしてくださいました。旋律と歌詞の発声がうまくかみ合うように、曲を細かく区切ってゆっくり丁寧に練習していきます。

それから…さあ、今日のレッスンの目玉!ノゴラの練習です。

ノゴラは唄をより美しく、印象的にするための装飾音です。ノゴラを効果的に唄に取り入れることはモンゴル民謡において重要なテクニックの1つといえます。

「四歳の赤毛の馬」の場合、1フレーズの終わりの部分や、ゆったり伸ばして唄う部分にノゴラを入れて唄ったのですが、そうすることで曲に豊かな広がりが生れました。

ノゴラをマスターする近道は残念ながらないそうですが(ホトランガ先生自身も練習や研究を重ねて習得されたとのこと)、ただ、「イエイエイエイエイエ~♪」とか「アウアウアウアウアウ~♪」といった音を発声するような気持ちで、声を震わせようとすると、ノゴラの発声に少し近づくことが出来るようです。

ホトランガ先生には、

①のどの声帯を震わせるノゴラと
②上顎の蝶番部分を震わせるノゴラ
③下顎を震わせるノゴラ

の3つを教えていただきましたが、この中で比較的やりやすそうなものは、③…でしょうか。

ホトランガ先生のように声量あるノゴラがいきなり出るわけではないので、下顎を震わせる顔マネをするのに、若干抵抗を感じましたが、顎を動かすとわずかながらも声がそれらしく震えを帯びます。

ところで、この顔の動きどこかで見た覚えがあるような…そうだ!オペラ歌手です!!オペラ歌手もビブラートを効かせて声を響かせる時、下顎を震わせています。

L1030944.jpg

ノゴラを発声するのは簡単ではありませんが、少しでもそれらしく声が震えるとなんだかうれしくなってしまいました。

第4回目のレッスンということで折り返し地点を過ぎ、レッスンも残り僅かとなりましたが、いよいよレッスンが白熱してまいりました。何かを習う時は必ず山場がありますが、それを超えると楽しめるもの。次回はもう少しノゴラが出来るようになればいいなと思います。

「A&A研究会 シンポジウム vol.1」

昨年末アートカフェで行われた「A&A研究会」からのお知らせです。

----------------
【シンポジウムのご案内】

A&A研究会は3月27日(木)-28日(金)にシンポジウムを開催します。 さまざまな取り組みに触れるとともに、「アートとアクセス」について、みなさまと一緒に考える時間を持ちたいと思っています。

詳細はこちら→http://www.dsd1977.com/work_event/a+a01.pdf

ご参加、お待ちしています。

**********

A&A研究会 シンポジウムvol.1

▼日程 3月27日(木)-28日(金)
▼会場 大阪市立大学 高原記念館

アートは様々な人、モノ、できごとを結びつける力をもっています。しかし、それが閉ざされた社会、サークルのなかで流通しても、あまり大きな意味はあり ません。これまで出会わなかった人々やモノゴトを結びつけること、そういう「越境性」に着目して、このシンポジウムは始まります。社会のなかには目に見える、あるいは目に見えない「囲い」があります。アートはそれを越境すると同時に、「囲い」をも浮かびあがらせます。そして、私たちに「囲い」を乗り越 える喜びや戸惑いを与えてくれます。

A&A(アートとアクセス)研究会は、障がいをもつ人、入院している人、災害に遭っている人、ホームレスの人などと協働しながら、アートの媒介によって、新たな出会いやコミュニケーションの生まれる現場を創造し、その意味について考えてきました。そして、そういった人々を「マイノリティ」として囲い込むのは不自然であること、さらに、「普通」と呼ばれている人々にもまた解決すべき深い問題があることを知りました。

アートにはそもそも特定の目的はありません。「社会問題解決のためのアート」という題目をたててしまったら、アートの自由性からほど遠いところに行ってしまうでしょう。本シンポジウムでは、アートという窓から、望ましいコミュニティ、社会を視野に入れながら、こころとからだを揺り動かすところから始めてみたいと思います。

--------------------
●プレプログラム
■3月27日(木) 
12:00~13:00 ちんどんチャンス

※大阪府庁本館玄関を12:15に出発
*「ちんどんチャンス」に関する詳しいお問い合わせはtel&fax.06-6636-1612(ココルーム)までお願いします

●プログラム
■3月27日(木) 受付開始14:00
15:00-むすび紙芝居劇「文ちゃんの冥土めぐり」
15:30-佐久間新×伊藤愛子「あたらしいダンス」
16:30-講演「コミュニティアートの可能性」
講師モック・チウユー
17:30-A&A研究会・報告
18:30-懇親会

■3月28日(金) 受付開始9:30
10:00-講演「民主主義のはじまりの風景~うるさくて、めんどくさいことは、いいことだ」
講師:イルコモンズ
12:00-お昼ご飯休憩
13:00-ワークショップ「ドラム・ギャザリング~ルールのないドラムパーティ」
15:00-A&Aカフェ with 野食 
16:30-co-access

===============
○お問い合わせ/お申し込み
参加費:1,000円(2日間有効)
懇親会費:1,000円
申し込み方法:メールかFAX.にてお名前、ご所属、ご住所、お電話をお知らせください。参加費は当日受け付けにて申し受けます。
申込み先:A&A研究会
E-mail: a-and-a@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp
FAX. 06-4308-4900
===============

「モンゴル 草原のこえ」③

1/31(木)のレッスンでは、まず、先生が用意してくださった新たな楽譜を基に、「ふるさとの姿」を唄っていきました。
 
ちなみに、この唄は、80年代の内モンゴルで人気の唄だったそうです。ホトランガ先生も、夏の夜(8時頃)、羊を連れて家に帰る時唄ったのだとか。

先生持参の、「ふるさとの姿」が吹き込まれたカセットを聴いてみたのですが、録音されたものはかなり早いテンポ。

歌声に耳を澄ますと…部分部分で歌詞が聞き取れるような…。

L1030738.jpg

カセットを聴いたら、再び実践開始!発音、音程、唄い方などを細かく修正しながら繰り返し唄っていきました。 

ところで、今回のレッスンで練習したのは「ふるさとの姿」だけではありません。更に新たな唄、「四歳の赤毛の馬」(ドルブン ナスティエハローン)にチャレンジです。歌詞の日本語訳は以下の通り。
 
 四とせ 育みし
 いとしい 駒よ
 赤き毛並み
 陽に映え輝く

 駒に鞍置き
 訪れゆかん
 はるか彼の地
 君のもとへ

馬が歌詞に登場するところは、いかにもモンゴルらしいです。

この唄からは、いよいよ!ノゴラを取り入れていきます。

ノゴラは…例えていうならばビブラートのような装飾音?です。実は、モンゴルでもノゴラを加えてオルティン・ドーを唄える人は少ないのだそう。レッスン曲である「四歳の赤毛の馬」も、ノゴラなしでさらりと唄われることが多いのだとか。モンゴルの人は皆、ノゴラやホーミーが出来ると勝手に思い込んでいましたが…確かに、日本でも、日本人だからといって全員が小節効かせて民謡を唄えるわけではありませんものね。

ところで肝心のノゴラ。見よう見まねで、なんとか声をふるわせようとするのですが、いきなりうまく声が震えることはなく…思わずため息がもれてしまいます。

こればっかりは感覚を掴まないとどうにもなりません。

そろそろ、参加者の皆さんもモンゴル民謡に耳が馴染んできた頃かと思いますが、いよいよこれからが本格的なオルティン・ドーのレッスンになりそうです。

L1030748.jpg

 

好奇心星人の冒険―森木忠相写真展―

会期:2008年3月1日(土)-3月15日(土)
時間:10:00-19:00(3/1は13:00から、3/15は16:00まで)
会場:浄土宗應典院(入場無料)
(〒543-0076 大阪市天王寺区下寺町1-1-27 tel.06-6771-7641)

関連イベント
3月1日(土)14:00-17:00 オープニングイベント
出演:山口洋典(應典院主幹)×ワークショップ:ゴウヤスノリ(ワークショップ・プランナー)
3月8日(土)14:00- 法要
15:30- 音楽会 オーガナイザー:小島剛(電子音楽)×横沢道治(打楽器)
3月15日(土)13:30-15:30 ワークショップ「えんがわ寄席」
出演:岸健太(建築家)×松本力(映像/アニメーション作家)×飯田紀子(美術家)
16:00- お片づけ&打ち上げ

企画:森木忠相写真展実行委員会
主催:應典院寺町倶楽部×船場アートカフェ
協力:大阪市立大学医学部附属病院、大阪市立大学都市研究プラザ
NPO法人大阪アーツアポリア、直井健士(デジタルフォトCap@)、島津聖(矢野紙野株式会社)、林和美(ナダール)、山下里加(ハコプロ)、中上哲広(中上耳鼻咽喉科医院)
ディレクター:長谷川みづほ
ナビゲーター:山口洋典(應典院主幹)×山口悦子(船場アートカフェディレクター)
問い合わせ:campintheair@mac.com

 「入院して、儲かった!」―とある大阪市内の大学病院で、よりよい病院環境作りの旗印となっているこの言葉。患者さんやご家族に喜んでいただける医療というだけでなく、やりがいある職場作りを通じて「苦しみも哀しみも歓びも、患者さん・ご家族と職員が共に分かち合える病院作りを目指そう」という意思表示です。実はこの言葉、たった一人の少年が遺した言葉なのです。彼の名は、森木忠相、享年17歳。12年間の闘病生活をクリエイティブにアクティブに走り抜け、沢山の人々に影響を与えた人物です。
 忠相君は1987年生まれ。大阪市立金塚小学校院内学級を経て、高槻市立阿武山小学校、同市立阿武山中学校を卒業、YMCA学院高等学校総合学科へ進学して単位取得・修了した後、高3に進級しようという春、亡くなりました。生きていれば今年1月に成人式を向かえるはずだった忠相君。夢は保育士になることでした。
 忠相君の周りには、いつも多くの人が集いました。一緒に入院・通院していた子ども達や保護者の方々から慕われるのはもちろんのこと、病院中の職員から愛されていました。院内学級や地元の学校でも人気者。教師達は彼の「打てば響く!」才を愛で、その才を存分に引き出しました。医療者達はどんな辛い治療にも果敢に挑む彼の姿に勇気づけられ、一緒に走り続けました。
 闘病生活の中で忠相君は、病院・学校・地域で行われるボランティア活動や芸術家との共同制作にも精力的に取り組んできました。多くの学校関係者、研究者、音楽家、美術家、写真家等と幅広く交流していた忠相君。彼の影響力は絶大で、彼からインスピレーションを得た作家、彼にワークショップで助けてもらった芸術家もたくさんいます。
 本展覧会は、そんな忠相君の友人の一人である写真家・佐藤友孝氏と忠相君とのコラボレーション作品展。佐藤氏との交流の中から忠相君が撮影した写真を中心に思い出を綴ります。関連イベントは、トークショー・法要・音楽会と盛りだくさん。耳を澄ますと、忠相君と子ども達の楽しい笑い声が聞こえてきそう。でも本展覧会は回顧展ではありません。忠相君を知っている人も知らない人も、多くの人が立ち寄って、くつろいで、何かを”感じて”欲しい。そして集う人々の未来をつなぎ、あらたなご縁を結びたい・・・そのために、彼の輝かしくもなつかしい足跡をたどります。

「モンゴル 草原のこえ」②

1/24(木)のレッスンは、ホトランガ先生が一番乗り。馬頭琴の調弦をされた後、「白鳥」歌詞の発音を、参加者の皆さんのために、アルファベットで書き直してくださいました。前回のレッスンで問題となったのが、やはりモンゴル語の発音。

参加者の皆さんが集まると、先生が書いてくださったアルファベット表記を目安に、練習が始まります。手探り状態ではありますが、懸命に耳を澄まして、少しずつ唄っていきます。先生の発音を注意深くまねようと、参加者のみなさんは真剣な表情。何回も繰り返し唄うのですが…やはり発音むずかしい!上達するにはとにかく練習あるのみ。時間の許す限り、馬頭琴に併せて「白鳥」を唄いました。

UNI_1291.JPG

しかしながら…「モンゴル 草原のこえ」のレッスンは今回も含めて残り6回。「白鳥」はいったん終了して、新しい唄にチャレンジすることになりました。次に習うのは「ふるさとの姿」という唄です。歌詞には、遠く離れたふるさとを、なつかしむ思いに満ちています。

「ふるさとの姿」も、「白鳥」同様、モンゴル語の歌詞のカナ表記を、モンゴル語の発音に近いアルファベット表記に変える必要があります。でも、この唄の楽譜の場合、更に手を加えた方がよいようです。ホトランガ先生曰く、楽譜の通りの音階だと唄いづらいのだそう。変調してメロディーラインを調整することになりました。

新たな楽譜が手に入るのは次回なので、残りの時間はとにかく耳を頼りに、先生の唄の調子を真似ることに。

楽譜なしでモンゴル民謡を唄うのはなかなかむずかしいですが、その代わり、自ずと先生の口の動きに注意して、耳に全神経を傾けます。こんな風に、全身で唄を学ぶ感じはなんだかいいですね。

とはいえ、やっぱりモンゴル民謡むずかしい!!

UNI_1286.JPG

船場アートカフェは、大阪市立大学・都市研究プラザが都心で展開する研究・実践の試みです。

copyright(c)2006 senba art cafe All Rights Reserved.