船場アートカフェ
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2009年03月のアーカイブ

第28日:サウンドスケープ論(4)

1か月続いた2月の企画もいよいよ今回が最終回。
今回のナビゲータは文学研究科の中川眞教授です。

サウンドスケープ論の4回目として、主にサウンドアートについて取り上げました。

サウンドアートの代表的な例として、Bill Fontana、Max Neuhaus、鈴木昭男などの作品を取り上げ、その魅力に迫りました。例えば、Bill Fontanaが行った、異なる2都市を通信回線で結んで、街の音を相互に送るプロジェクト。Max Neuhausが行った、ニューヨークのタイムズスクエアにある地下鉄の換気口に、あえて小さな音を出すスピーカを仕込んで、道行く人に「タイムズスクエアの音」に注目させるプロジェクト。鈴木昭男が京都府網野町(現:京丹後市)で行った、「日向ぼっこの空間」のプロジェクト。どれも、その空間における人間と音の関係を解体し再構築する試みです。

また、参加者の方が作ったサウンドアートの作品を鑑賞し、作者からその作品の意図などを伺いました。

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第27日:船場建築散歩(2) ~戦後編~

今回のナビゲータは建築家の高岡伸一。

前回の企画「船場建築散歩(1)~戦前編~」の続編として、今回は、船場界隈にある戦後の建築について、取り上げました。

前回取り上げた戦前の建築だけではなく、戦後の建築にも、注目すべき文化的価値があります。戦後の建築は「機能主義的に作られた単なる四角い箱」と思われがちですが、決してそうではありません。窓を外に突き出したり(逆に内側に引っ込めたり)、階段に趣向が凝らされていたり、ステンレスなどの新しい素材を大胆に採用するなど、それそれに特徴があり、戦前のものに勝るとも劣らぬ魅力があります。

しかし、街中にある戦後に建てられたビルは、そのオーナーや利用者にさえ、その魅力が知られることなく、「単なる古いビル」と見られがちです。村野藤吾やヴォーリスなど、著名な建築家による戦後建築でさえ、次々と姿を消している状況です。ここ数年、戦前の近代建築が再評価され、文化的価値はもちろん、経済的価値にも注目が集まっているところですが、戦後の建築はそうはなっていません。

今回は、毎日見ている街中のビルの中に、知られざる文化的価値を再発見することを試みました。質問コーナーでは、このところ話題になっている東京中央郵便局や大阪中央郵便局(これらは戦前の建築)にも話が及び、議論も大いに盛り上がりました。

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第26日 風景の見方をデザインする

今日のナビゲーターは花村周寛(大阪大学CSCD)。

内容は、風景を通して新しい視点を創る(考える)お話でした。

まずは、「風景とはなにか?」と風景を構成するモノをあげていきます。
自然物・人工物の[物体]、活動・出来事などの[状況]、天候・気象の[現象]、目線となる[視点場]、そして[ツール][メディア]。

それらによって創られた風景を[ランドスケープ+デザイン]的視点〈SPACE〉〈SCAPE〉〈SCOPE〉によって読み解き、新しい視点を創っていきます。

たとえば、日常の風景にいろいろ言葉をつけて判りやすく視点を発見します。
例:【貢献するエゴイズム】本当はいけないことだけど、それにより新しい関係性を生み、生活を豊かにする空間。【にじみだし】周辺の環境により、許されるようになる空間。などなど、映られた画像はクスッと笑えるモノばかり。

その後も、数多くの実例をあげて話は進んでいき、「見えないものを見えるものにするのがアート」「風景の見方を変える。を創る!」など、新しい日常を創る・考えるキーワードに溢れた時間となりました。

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