アジアダンススクエアの公演が迫っています。
公演の中に、ソロやデュオ、トリオなど、いろいろな場面があります。その中で、なかなか決まらなかった佐久間+大西のシーンの練習をしました。昼から大阪本町の船場アートカフェに集まって、夜までゆっくりと練習をしました。
詳しくは本番のお楽しみですが、鯉の動きがヒントになったダンスの場面を作りました。今日、船場アートカフェに向かいながら、どういう風に大西さんに説明しようかな、と考えていました。
すると、船場カフェに行く道すがらに、大きな鯉がたくさん泳いでいました。堺筋に面した八木ビルの北側です。堺筋を挟んでは、バンコック銀行の立派な彫刻が見えています。
見事な鯉が元気に泳ぎ回っています。管理が行き届いているのか、まるまる太った鯉が気持ちよさそうに動いています。気に入ったのを見ていると、いくつか泳ぎ方があります。
クイッ クイッ
と曲がっていきます。目の後ろ辺りを起点として、小気味よくターンしていきます。
オラヨッ オラッヨッ
と曲がるものもいます。これはもう少し下の頭付け根から胸の辺りを起点にしています。
このふたつの動きは、ほとんど事前の動きがありません。いきなり動きます。そのいきなりにからだの残りのパーツが脱力して着いていきます。
ブルルン
スイ~
と進んでいきます。
と、尾びれをしならせて、振るって前進していきます。流線型の体を通り抜けていく水の感触を楽しむように、惰性で進みます。
といったことを説明して、練習を始めました。大西さんもうまく動きをのみ見込んでくれました。しばらくやって、休憩時間に、大西さんと八木ビルの前に鯉を見に行きました。しばらくすると、大西さんがクイッ、クイッと体を動かしています。感じを掴んでいるようです。
鯉の動きはこれ以外にもいっぱいあって、本当に飽きません。ダンスの中に、どれだけ鯉の動きを取り入れられるだろうか。ジャワ舞踊やバリ舞踊の中には、自然をヒントにした動きがたくさん隠されています。鯉のダンスをしながら、ジャワ舞踊やバリ舞踊の動きにも迫っていきたいと思っています。
(佐久間新)