シネポリス:映画=都市の過去と現在
こんにちは。
船場アートカフェ、ディレクターの海老根剛です。
今週の金曜日(19日)と来週の水曜日(24日)に、「シネポリス:映画=都市の過去と現在」(@マンスリー・アートカフェ)と題して、レクチャーを行います。ひとりでも多くの方にご来場いただけると大変うれしいです。
先日、『脳内ニューヨーク』という映画(ちょっと古くさかったですね・・・)が大阪でも公開され話題になりましたが、あの作品では、現実のニューヨークの街の一角にあるスタジオの中にニューヨークの街並みが再構成され、そのセットの中にまたこのスタジオ自体が造りなおされ、その中にさらにニューヨークの街が・・・という形で、現実から妄想にいたるまでのいくつもの空間が入れ子関係に置かれ、その関係を通してニューヨークという都市が描かれていました。
『脳内ニューヨーク』に現れていたような都市と映画との密接な関係は、もちろん、いま唐突に成立したものではありません。
このレクチャーでは、映画が都市空間を作品の中でどのように(再)構築してきたのかという視点から都市を舞台とした映画を見てみたいと思います。「(再)構築」と書いたのは、映画は単にカメラの前に広がる空間を写す(記録する)ものではなく、そのつど独自の空間性を作り出すものだからです。だからこそ、同じ都市を描いた作品でもその空間表現が全く異なることがあるのですし、「空間の映画史」が存在するわけです。今回は、いらしてくださった方々と一緒に普段とは異なる視点から映画作品の魅力を発見する機会になればいいなと思っています。
第一夜(19日)では主にヨーロッパと日本の映画を取り上げる予定(!)です。
どうぞお気軽にお越しください。
そして第二夜(24日)では、東京という都市をユニークな手法で描いた作品『ぼくらはもう帰れない』を発表し、現在大阪でも撮影を行っている映画作家の藤原敏史さんをお招きして、都市で映画を撮ること、映画都市としての東京と大阪の違いなどについて語り合う予定です。
興味深いお話をお聞きすることができると思いますので、こちらもぜひお越しください!
ではみなさまのご来場をお待ちしております!
海老根剛

