船場アートカフェ
about schedule access archives blog

カレンダー

2013年04月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

シリーズ

投稿者

橋爪紳也
(都市文化論)
中川 眞
(音楽学、ガムラングループ「マルガ・サリ」主宰)
福島祥行
(劇場論、劇団「浪花グランドロマン」代表)
森 洋久
(GLOBALBASE プロジェクトリーダー)
海老根剛
(映像論)
山口悦子
(小児医学、グループ・ダイナミックス)
増田 聡
(ポピュラー音楽研究)
杉浦幹男
(文化産業論)
本間直樹
(臨床哲学、CSCD)
花村周寛
(ランドスケープ、CSCD)
諏訪晃一
(都市コミュニティ論)
芝田江梨
(表現文化学博士課程)
石川優
(表現文化学博士課程)
カミス
(ダンス)
高岡伸一
(建築家)
檜垣平太
(neutral)

月別アーカイブ

最近のエントリー

芝田江梨

第8回A&A研究会

2月の「monthly art cafe」のプログラムの1つとして特別バージョンで開催された第7回を挟んで、第8回A&A研究会が3/3(火)18:00~西成プラザで行われました。

今回のゲストスピーカーは、西成・釜ヶ崎を拠点に紙芝居劇を続ける「むすび」のメンバー、浅田浩さん、中井倖司さん、マネージャーの石橋友美さん。

「むすび」の活動はもちろんのこと、浅田さん、中井さんがこれまでどのような人生を送ってこられたのか、どういった経緯で釜ヶ崎に来られたのかをお話しいただきました。

浅田さん、中井さんは全く異なる人生を歩んで来られたこともあり、釜ヶ崎というまちに対しても全く違う意見をお持ちです。

でも異なる姿勢ではありつつも、お二人の様子からは釜ヶ崎やまちに暮らす人々への強い思いが伝わってきました。

「むすび」の活動はメンバーにとって健康、生きがいの源であり、また観た人にも希望や笑顔を与えるものとなっています。「むすび」がモデルケースとなり、ホームレスや高齢者の方をメンバーに同様のグループが出現することを願いますが、日々「むすび」を支えるマネージャーの石橋さんから伺った運営の苦労を考えると、その実現の難しさを痛感せざるを得ません。そもそも「むすび」が結成され現在にいたるまでは、長い時間と、根気強いサポートを要したとのこと。

「むすび」の公演をみた時の心が明るくやわらかくなる感覚、またメンバーのみなさんの笑顔を思い出すと「むすび」の活動の意義をひしひしと感じます。

8.JPG


第6回A&A研究会

2009年1月27日(火)19:00~21:00、船場アートカフェ7Fにて「第6回アート&アクセス研究会」が開催されました。ゲスト・スピーカーに中学校教諭(音楽)である山本真弓氏をお招きし、「音楽教育と地域のリンク」をテーマにお話しいただきました。

地元の伝統芸能である地車囃子を音楽の授業に取り入れる山本先生の取り組みは、児童生徒の生きる意欲、学習意欲を高めるだけでなく、学校と地域社会をつなぐ役割も果しつつあります。

このように伝統芸能(アート)を媒介に先生と生徒、生徒同士、学校と地域の新たな関係性を模索する活動は、A&A研究会の取り組みにとって新たな可能性を提示するものであり、出席者を交えて盛んなディスカッションが行われました。

6.JPG

第8回A&A研究会開催

船場アートカフェ・文化創造ユニットの研究会「A&A研究会」開催
をお知らせいたします。

詳細は下記の通りです。
 
 3/3(火)18:00~
 @西成プラザ(西成プラザへのアクセス方法は↓のURLからご確認ください)
  http://www.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/nishinari/index.html

今回はゲストスピーカーとして、西成・釜ヶ崎を拠点に紙芝居劇を続ける「むすび」のメンバーであるあさださん、なかいさん、マネージャーの石橋友美さんをお招きしております。

「むすび」のメンバーの平均年齢は76歳で、彼らの多くは生活保護を受給しています。様々な事情の下釜ヶ崎にやって来た彼らにとって、「むすび」は自信を取り戻し、生きがいを得る場ともなっており、彼らや彼らを支援するサポートグループの活動は、ホームレス問題、高齢化問題の観点からみて非常に興味深い取り組みといえます。

※「むすび」や「むすび」をサポートする運営支援に関しては次のURLからご覧いただけます。
  http://musubiproj.exblog.jp/(「むすびプロジェクト」)

直前のご案内となり申し訳ございません。
参加ご希望の場合は、事前に下記のアドレスにご連絡ください。
(問合せも↓のアドレスにお願いいたします)
a-and-a@ur-plaza.osaka-cu.ac.jp

みなさまのお越しを心よりお待ちいたしております。

第24日:サウンドスケープ論(3)

今回のナビゲーターは中川眞教授。

サウンドスケープ論も回を重ねて3回目。1回目から続けて参加下さっている方がいて、会場には参加者同士打ち解けた、温かい雰囲気が漂っています。

「サウンドスケープ論(2)」では、船場アートカフェ界隈のサウンドスケープを実際まちに出て体感していただきましたが、3回目はがらりと趣向を変えて、小説の中のサウンドスケープについて参加者のみなさんと話し合いました。

参加者の方に短編小説を読んで音の描写を全てピックアップしてもらい、なかでも印象的な箇所を紹介していただきました。

作品は芥川龍之介『蜃気楼』、いしいしんじ『¿Estás ahí? そこにいるの?』、梅崎春生『蜆』、小川洋子『心臓の仮縫い』、川上弘美『消える』、田口ランディ『花嫁の男友達』、中上健次『残りの花』、宮本輝『蛍川』、吉村昭『霧の坂』と多岐に渡っています。

音の描写といっても様々ですが、「」で括られた人の声、会話は除いて、その外作品の空間にある音を読み手の方の感性にお任せして見つけ出していただくのですが、思いもかけない箇所を音の表現として選ばれていて、音を認識することの奥深さを改めて感じました。

小説を何人かで読み進め、作品について意見を交す場というのはなかなか持ち得ないかもしれません。しかも音の描写に焦点を話し合うということはかなり稀なのではないでしょうか。

時間の制約はありましたが、新たな読書の楽しみ、あるいは音の楽しみを発見するひとときとなりました。

reading.JPG

第23日:VIDEO ROMANTICA

今回のナビゲーターは映像デザインユニット“VIDEO ROMANTICA”。
その正体は大阪大学CSCD(コミュニケーションデザイン・センター)特任講師久保田テツ先生と同じくCSCD准教授の本間直樹先生です。

「monthly art cafe」では“VIDEO ROMANTICA”のこれまでの作品を展示するだけでなく、映像制作も行いました。

朝から夕方まで8時間、毎時間15本の1分間撮影を船場のまちで行って、最終的に108本の作品を(同時に!)ループ再生で特設スクリーンに映し出すというのが目指す作品です。

来場者の方にもビデオをお渡しして、リュミエールルール(撮りたいもの、風景を決めたら、一分間ビデオを据え置きにして撮影する)で、思い思いの映像を撮っていただきました。

残念ながら機械の不調で108の作品の1分間ループ再生は出来なかったのですが、108の映像が1つのスクリーンに映し出された様子は壮観でした。見慣れたまちの見落としていた光景がそこにはあって、船場の新しいかおをいくつも発見することが出来ました。

108.JPG


ちなみに108の作品、船場アートカフェが入っているビルの入り口にも1本ずつ投影してみました。

108outside.JPG 108inside.JPG
↑左は外の通りから、右はビルの中から入り口を撮ってみました。


ところで108本の映像を1つのスクリーンで同時にループ再生する作品ですが、完全バージョンを「monthly art cafe」最終日の28日(土)に公開します!

この日は「サウンドスケープ論(4)」ですが、開催時間内に「monthly art cafe」を振り返る時間を設ける予定にしております。その時に映像を流しますので、是非是非足をお運びください。

「monthly art cafe」に関するお知らせ

いよいよ残すところ後1週となった「monthly art cafe」。
明日開催の「VIDEO ROMANTICA」、火曜開催の「サウンドスケープ論(3)」からお知らせがあります。

まず「VIDEO ROMANTICA」。
こちらでは映像デザインユニット“VIDEO ROMANTICA”が作成した映像を展示するだけでなく、来場者の方と当日映像制作も行います。

ワークショップ開催時間中の14:00~20:00の間、お好きな時間に船場アートカフェに足を運んで、“VIDEO ROMANTICA”とまちの風景を撮影いたしませんか?

事前予約は必要なし、またビデオカメラはこちらでご用意しております。

ぜひご参加くださいませ!

次に「サウンドスケープ論(3)」ですが、2/24(火)開催(18:30~20:00)のこちらは通常とは異なり、船場アートカフェミーティングルームが会場となっております。

「船場アートカフェミーティングルーム」は船場エクセルビル7Fにございますので、こちらまでお越しください。

「船場アートカフェ」HPの「access」で紹介されている地図(http://art-cafe.ur-plaza.osaka-cu.ac.jp/access.html)で目印のコンビニ「ampm」の左隣にあたる位置が、船場エクセルビルの所在地です。


第16日:ビデオクリップレクチャー

今回のナビゲーターは増田聡准教授。

レクチャーではビデオクリップの歴史を、音楽と映像のむすびつきを観点にたどりました。

例えば…

世界初のトーキー映画と一般的にいわれている(実際はセリフは基本的に字幕、歌声が映像に併せて流されるというパートトーキーなのですが)『ジャズシンガー』。

単に演奏シーンに音をつけるというレベルを越えて、音のイメージを自由に映像化したディズニーの『ファンタジア』。

トランプゲームをしていたはずが突如演奏シーンに変わるという(「えっトランプは?楽器はどこから??」)強引な切り替わりのある『ビートルズがやってくるヤア!ヤア!ヤア!』などなど…

ところでビデオクリップ、PVといえばやはりMTV。そしてMTVがポップカルチャーに圧倒的な影響力を持った80年代~90年代を代表するスーパースターといえばマイケル・ジャクソンとマドンナではないでしょうか。

PVは、ビートルズが新曲リリース毎のTV出演を軽減するため予め演奏シーン+αを作成したのがはじめといわれています。このPVを意図的に駆使したマイケルとマドンナは、MTVを媒介にまたたく間にポップカルチャーのアイコンとなりました。

マイケルとマドンナのPVを比較すると、マドンナの作品の方が抽象的な印象を受けます。マドンナが望むイメージ、描こうとしているイメージを繰り返し映像の中に映し出すけれど、ストーリー性はやや希薄というか…

一方マイケルの場合は、ストーリー性があり、その中でマイケルは大体同じような役割を果たしています。そのためマイケルのPVはパロディ化されやすかったそうです(アル・ヤンコヴィックの“Eat it”などなど)。マドンナのパフォーマンスが研究者に多く取り上げられたのとは対照的といえます。

豊富な映像とともに「音楽と映像のむすびつき」を見直すことで、「音楽と映像をあわせるロジック」構築の過程が浮かび上がってくる、そんな2時間となりました。

16%E6%97%A5.JPG

第14日:フレンチ・ポップスとフランス語圏社会

今回のナビゲーターは福島祥行准教授。

フレンチ・ポップスと聞くとみなさん誰を思い浮かべるでしょうか。
シルヴィ・ヴァルタン、ジョニー・アリディ、フランス・ギャル、ミシェル・ポルナレフ…

ヴァルタンの『アイドルを探せ』、『あなたに夢中』、フランス・ギャルの『夢見るシャンソン人形』、ポルナレフの『シェリーに口づけ』はCM等でよく使われているので、一度は耳にされたことがあるかと思います。

フレンチ・ポップスの歌い手たち、実はフランス本土出身者ではなくフランス語圏出身者が結構いるのだそう。過去に植民地を多く有していたこと、他のヨーロッパ諸国同様移民問題を抱えていることを考えると納得の事実です。(ただ、ヴァルタンも東欧からの移民で、当初フランス語を話せなかったというのはびっくり!)

そうした歌手達のルーツを聞くにつけ、フランス語圏社会の層の厚さをしみじみ実感しました。

近年のフランス音楽事情に疎い私にとって、最近のフレンチ・ポップスだけでなくフレンチ・ラップ、フレンチ・ヒップホップ、フレンチ・ロックを聞けたのはかなり新鮮な体験でした。

L1080091.JPG

第12日:サウンドスケープ論(1)

今回のナビゲーターは船場アートカフェプロデューサーの中川眞教授。

「サウンドスケープ論」は全部で4回のシリーズ物です。
まず1回目では「サウンドスケープとは何?」がテーマになりました。

カナダの作曲家マリー・シェーファーが提唱した「サウンドスケープ」。
“landscape”の“land”を“sound”に置き換えたこの語では「視覚」ではなく「聴覚」で捉えられた風景がフォーカスされています。

日常には絶えず音があふれていますが、その中には普段認識せず聞き流している音がたくさんあります。サウンドスケープではそうした音を拾い上げ、改めて「聴く」ことでその環境や、そこに暮らす人との関係性を浮かび上がらせます。

様々な音へのアプローチについて言及されたことも印象的だったのですが、中川先生の話が進めば進むほど、「きく(聞く/聴く)」とはそもそも一体何なのかを考えさせられました。

次回は2/22(日)14:00-16:00。実際まちに出てサウンドスケープ・フィールドワークを行います。

UNI_2797.JPG

第11日:踊らん哉‐踊る、歌うモダンガール達

今回のナビゲーターは私、芝田。
ゲストに肥田晧三先生をお招きし、大正から昭和にかけてのダンスにまつわる貴重なお話をお伺いいたしました。

肥田先生は当時の貴重な資料(公演パンフレット!ハラルド・クロイツベルクのサイン入りブロマイド!!等など)をたくさんお持ち下さり、一言も聞き逃せないお話をお聞かせ下さいました。20世紀のはじめ世界的なダンスブームが起こり、クラシックバレエの革新、モダンダンスの誕生とダンスの領域は目ざましい発展を遂げました。

モダンダンスのムーヴメントはアメリカとドイツが中心となりましたが、日本でもダンスは非常に注目を集めました。「踊る、歌うモダンガール達」、少女歌劇の団員やレビューガールの登場ももちろんそれと無関係ではありません。

肥田先生は大阪で公演をした欧米のダンサー達について言及なさったのですが、有名無名も網羅した詳しいお話から当時の熱気が伝わってくるような気がいたしました。

blog%E7%94%A811%E6%97%A5.JPG


船場アートカフェは、大阪市立大学・都市研究プラザが都心で展開する研究・実践の試みです。

copyright(c)2006 senba art cafe All Rights Reserved.